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新海誠作品「言の葉の庭」ネタバレと考察

2022年11月11日公開 新海誠 監督の最新作「すずめの戸締まり」のキャラクター公開や小説が先行販売され、最新作に期待がどんどん高まっていますよね。

新海 誠 作品の中で、初めてみた作品が「言の葉の庭」でした。この作品を観て あまりの映像美に感動したのを覚えています。雨が苦手でしたが、この作品を観てからは 雨の日も悪くないな と思うようにもなりました。

目次

新海誠  「言の葉の庭」あらすじ


15才の高校生と、27才の働く女性の出会いと別れを、少しの成長の物語。

東京の新宿が舞台。靴職人を目指し、日本庭園の中にある東屋で靴のスケッチをする男子高校生 タカオ。

雨の日に好んで学校に行かず東屋に行くタカオは、一回り年上の女性ユキノと出会う。

学校でも少し居心地の悪さを感じるタカオ。仕事に悩みがあり、前にすすめなくなったユキノ。

6月の梅雨時に、雨が降ると東屋に集まり会うようになった二人はしだいに仲良くなり、心を通わせていく。

ユキノは万葉集の詩をタカオに投げかけたと思えばビールを飲み、タカオはユキノが歩きたくなる靴を作りたいと思い始め、自宅で作り始める。

恋人とも友達とも違う、雨の日に東屋で会い交流を続けていく二人。
ある日、ユキノがタカオが通う高校の古典の先生だったことがわかる。

再び東屋で会い、雨に濡れたあと、感情をぶつけ合う二人。ユキノは高校を辞め再び二人は会うことはなくなる。ユキノは少しずつ新しい生活を始め、タカオは高校に通いバイトを続け、普通の高校生活を続ける。

東屋に出来上がった靴をもっていく。

新海誠  「言の葉の庭」主な登場人物、声優

主人公のタカオ役

主人公のタカオ役には、声優の入野 自由(いりの みゆ)さんが演じられました。

入野さんは当時28才の時の作品です。15才の高校1年生のタカオは、母と一人暮らし。靴職人を目指し、自宅でも靴の制作を模索しながら試行錯誤しています。バイトをし、靴の制作にあてるなど、15才で靴職人を目指しています。雨の日は学校をさぼり、靴のデザインを考えるべく日本庭園の東屋に通うなど行動力があります。ユキノとは雨の中、東屋で出会い物語が始まります。

ヒロインの雪野 百香里役

ヒロインの雪野 百香里役には、声優、花澤 加奈さんです。花澤さんが当時23才の時に演じられました。ユキノは、仕事に悩む中雨の降る中、日本庭園の東屋でタカオと出会います。仕事に行こうと自宅を出ることができても、仕事場にいくことができない葛藤を抱えています。仕事をしているようだけど、東屋で平日にビールを飲む、タカオから見たら少し謎めいた女性に描かれています。後にタカオの高校で古典を教える教師であり、生徒ご上手くいっていないことがわかります。タカオの母は、声優、平野 文さんが演じられました。47才、シングルマザーで恋愛重視、タカオの父とは離婚しています。

 

新海誠「言の葉の庭」主題歌は「Rain」


秦 基博「Rain」1988年に大江千里さんが歌っていた曲を、秦さんがカバー。大江さんと聞き比べると優しさがかんじられます。今回の作品ともリンクしており、歌詞に合わせた映像がエンディングで流れています。作詞作曲は大江千里さんがされていますが、この作品に通じるような力強さと、別れのせつなさが表現されている主題歌です。明るくてちょっとせつないメロディーも、東京が舞台のこの作品にはよく似合っていますね。

 

「言の葉の庭」の舞台となった新宿


現代の東京、新宿が舞台になっています。電車の中から東京のビル街を見るなど、比較的行きやすく場所が多いです。タカオをユキノが雨の中で会う日本庭園は、新宿御苑がモデルとの説が多く聞かれます。

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