新海誠 最新作「すずめの戸締り」が2022年11月11日公開予定。映画公開前に、新海誠 作品を見返してみたくなっていませんか?今回は 新海誠 作品の中でも もっとも人気の高い作品だと言われている 『君の名は。』についてまとめました。

君の名は あらすじ
田舎の女子高生・三葉と、東京で暮らす男子高校生・瀧。
ある日突然互いの体が入れ替わってしまう。その間の記憶は曖昧だった。
二人はスマホの日記を使い、コミュニケーションをとることにした。 直接会ったことがないに関わらず、徐々に惹かれあっていく。 三葉の自宅では、1200年に1度の周期と言われているティアマト彗の接近を知らせるニュースが流れていた。 ところが急に、入れ替わりがなくなってしまう。 瀧は三葉を懸命に探した。
3年前、三葉の住む糸守に彗星のかけらが落ち、町は壊滅的な被害にあったことを知る。 黄昏時、瀧は3年の時空を超えて三葉と出会い、彗星が落ちることを伝えた。 そして目が覚めてもお互いを忘れないと誓う。 再び入れ替わった瀧と三葉は、町を守るべく大規模な作戦を決行する。 無事村を被害から守ったが、記憶は薄れお互いを思い出せなかった。 数年後、誰かを探している感覚だけを残したまま生活していた二人は、神社の階段で偶然出会う。涙を流しながら同時に尋ねた。「君の名前は?」
君の名は 主な登場人物、声優は?
立花瀧(神木隆之介)
東京に暮らす男子高校生。建築に興味があり絵も得意。 バイト先の奥寺先輩に好意を寄せている。
宮水三葉(上白石萌音)
田舎に住む女子高生。神社の家系に生まれ、父は町長。都会に憧れている。
宮水一葉(市原悦子)
母のいない孫二人を育てている。 神主として伝統を重んじ、巫女の教育もしている。
宮水四葉(谷花音)
神社の家業を手伝うしっかり者。
宮水俊樹(てらそままさき)
町長。宮水家に婿入りしたが一葉と対立し家を出た。
三葉の友人 勅使河原克彦(成田凌)
オカルト好きで機械にも詳しい。 実家は建設業で、町長とは結びつきがある様子。
名取早耶香(悠木碧)
おっとりした性格。 声が似ている姉がおり、町役場で放送を担当している。
瀧の友人 藤井司(島﨑信長)
スマートで世話好き。瀧と同じく建築に興味を持っている。
高木真太(石川界人)
大柄でサッパリした性格。カフェ巡りが趣味。
奥寺ミキ(長澤まさみ)
瀧のバイト先の先輩。美人の大学生で、同僚の男子らの憧れの存在。 入れ替わった瀧に違和感を感じつつも、気に入っている。
君の名は 主題歌はRADWIMPS
主題歌はRADWIMPSの「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」の4曲。
突然体が入れ替わる、という物語を表現したような疾走感のあるイントロ、ストレートな歌詞が印象的な曲となっている。
RADWINPSは本作の劇中音楽をすべて担当しており、映画の大ヒットを楽曲面から牽引した。その相乗効果は凄まじく、「前前前世」は63週連続、通算73週のチャートインを果たすロングヒットを記録している。
君の名は 聖地!秋田にも聖地があった?
映画「君の名は。」の舞台である糸守町と東京。繊細なタッチで描かれる美しい映像に心を奪われた人も多いのではないだろうか。ここではモデルとなった場所を聖地を紹介。
東京・四谷の「須賀神社」は、神社へ続く階段に赤い手すりが印象的で、ポスターやチラシにも使われている有名な聖地。映画のラスト、すれ違った二人が涙を流しながら「君の名前は?」と尋ねた言わずと知れた名シーンである。 最寄り駅は、地下鉄丸ノ内線の四谷三丁目駅。徒歩7分の場所にある。
長野・立石公園内の「諏訪湖」は、諏訪盆地にある断層湖。三葉が住む「糸守町の湖」のモデルと言われている。諏訪湖、周辺の町、大自然を一望できるスポットであり、映画でも重要なポイントとなる黄昏時は、まさに絶景である。 公園には駐車場があるため車でのアクセスが便利。 電車の場合、最寄り駅はJR中央本線の上諏訪駅。その後乗り換えてバスかタクシー10分ほど。
『君の名は。』で糸守町最寄として登場する駅のモデルは秋田内陸縦貫鉄道との情報がありましたが、現地調査の結果、90%以上の確率で前田南駅と判断します。カット合わせしてみましたが駅は完全に近い形で一致。#君の名は pic.twitter.com/k0TmciPSng
— 夷(ゑびす)@「聖地移住」通販中 (@ye_bi_su) September 20, 2016
新海誠 君の名は。感想
同じ映画を何度も劇場で見たのは初めてだった。 物語が始まってすぐ、驚いたのが映像美。とにかく鮮やかに描かれた風景、細かな部分まで描き込まれた美しい街並みに感動した。写真を見ているようにリアルさを感じたが、むしろ写真より綺麗だった。 太陽の動きで時間経過を早送りで見せるタイムラプスの映像も、臨場感があり気持ちが高まった。 本作は男女の入れ替わりに加え、SFのようなタイムリープが組み合わさっている。複雑に混ざりあう世界線に少し置いて行かれつつも、鑑賞後は純粋に面白かった、と余韻に浸っていた。面白さを誰かに伝えようとするがうまく説明できなかった。結局「一緒に観に行こう」と繰り返し観ては、少しずつ物語を読み解いて楽しんでいた。 計4回も劇場に足を運んだが、いつ見ても感動するシーンがあった。 やっとの思いで出会えた黄昏時、日が沈む中で「決して忘れない」と二人は約束する。強く想いあっても記憶が薄れていくことを知っていると、どうにも切なくなってしまう。その後、手のひらに書かれた「好きだ」の文字に毎回号泣した。 最後に観て以来少し時間が経ったが、また見たいと思える作品。
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